3度目の登山に行ってきましたのでレポートします😁
今回の山は、福島県・福島市にある一切経山(いっさいきょうざん)という山です。有名な観光地なのか、とても多くの人で賑わっていました。
浄土平で楽しめること
一切経山とは、福島県福島市にある浄土平という高原のすぐそばにある山です。浄土平では、高原散歩、ハイキング、軽登山から本格登山まで様々なことが楽しめます。関東にも近いため、駐車場は関東ナンバーの車が半分くらい占めていました。
実際に行ってみて、感じたことも交えながら紹介します。
磐梯吾妻スカイラインをドライブ
浄土平エリア周辺は、標高が1600mもあります!アクセスしながら、道中の山の絶景が楽しめます。
アクセスするには、磐梯吾妻スカイラインという峠道を使います。ドライブだけでも、天気が良い日に楽しんでみてはどうでしょうか。ただ、峠道ゆえに、車幅とヘアピンカーブには注意が必要です。
吾妻小富士にプチ登山
吾妻小富士登山は、浄土平の最もメジャーな楽しみ方だと思います。吾妻小富士が目的であろう観光客が多数いました。
浄土平には、一切経山以外に吾妻小富士という小さい富士山のような山があります。山頂へは階段が整備されており、約10分ほどで山頂に着きます。
吾妻小富士の最大の特徴はその形で、山の中央がくぼんでいます。よって山の淵を時計周りに歩くような、とても不思議な登山が体験できます。
山頂からは浄土平周辺・福島盆地を一望でき、これもまたひらけた素晴らしい景色です。小富士富士は別途記事にします。
本格登山なら一切経山
こちらが本題の一切経山についてです。標高は1,949mありますが、標高1600mの浄土平からアクセスできるため、実質350mくらいの登山と考えると、それほどでもないです。
全体的に、傾斜がゆるやかで登りやすかったです。序盤は、巨大な山肌が見えながらの登山にワクワクしました。度々火山ガスの匂いもしました。
初心者の方は初めての登山にピッタリだと思いますよ。
高原散歩ならトレッキングコース
浄土平は整備されたトレッキングコースも用意してありました。散歩コースは、最短20分のコースから大きい沼を見れる2時間弱のコースまであります。散歩するだけでも沼や高山植物が観察できて、簡単なアウトドアを楽しみたい方にオススメです。
浄土平ビジターセンター トップページ
磐梯吾妻スカイラインの景勝地『浄土平』周辺散策ガイド
車でのアクセス・混み具合
アクセス
目的地は、浄土平駐車場または浄土平ビジターセンターにします。
アクセスは以下の通りです。
福島駅から:車で約1時間。
高速道路(福島より北)から:大笹生(おおざそう)ICから約50分。
高速道路(福島より南)から:福島西ICから約50分。
アクセスは途中から、磐梯吾妻スカイラインという峠道を登っていきます。
管理人は、間違って国道115号線の土湯方面から向かいました。基本は片側1車線ですが、センターラインはなく、体感的に1.8車線ぐらいの幅でした。また、峠道のため、通称ヘアピン(U字)カーブが多々あり、運転には注意が必要です。
道中の広大な見晴らしは、とてもきれいです。所々に車を止めれるスペースもあり、車を止めて景色を楽しんでいる家族連れやカメラマンが、かなりいました。時間に余裕があったら是非楽しんでみて欲しいところ。
混み具合
管理人が行った日の混雑具合は、2連休の日曜日かつ降水確率0%の晴天予報だったため、予想通り混んでいました。
9:30分頃に到着。駐車料金は500円。料金ゲートすぐの駐車場は満車、臨時駐車場も7~8割方埋まってました。11時頃には少し渋滞してたので、午前の早い時間帯に行くのがベストですね。
公式情報によりますとその日は、臨時駐車場まで満車になり、動かなくなるまではならなかったとのこと。どちらにせよ、午前の早い時間帯に行くのがベスト。
※混み具合は、浄土平ビジターセンターFacebookが、随時更新しているようなので参考までに。
構内マップ
トイレ
浄土平構内のトイレは、レストハウス内1か所のみでした。
施設の規模の割には小さめで、特に女性側が並ぶほど混雑してました。ビジターハウスにはないのでご注意。
登山道には、道中の避難小屋に1か所ありました。
食事
食事は、レストハウス内のレストランか、キッチンカーになると思います。(ピザ屋と凍天)
レストランは午後3時になっても人が並んでいました。基本混んでました。
管理人は、キッチンカーで凍天(しみてん/¥220)を、レストランではラーメン(¥1000)と残雪ソフトクリーム(¥400)をいただきました。
ラーメンは塩系で食べやすく、残雪ソフトクリームは非常に濃厚でした。どちらも食べている方をたくさん見かけたので、是非食べてみては。
凍天はノーマルをいただきましたが、ほかにもチーズ入りとかレパートリーがありました。
そして個人的には、レストハウス入口にあった「溶岩蜜いも」が気になる…!
登山路
ここからは登山レポートになります。初心者向けの山のなかでも、傾斜もだいたいゆるやか、見晴らし最高で、初心者の方にもオススメ。常に登山道が開けているので、景色を楽しみながら登山しました。
管理人の山の選び方はこちらを参考に。
★リンク
▲1合目~5合目
傾斜がゆるやかで登りやすいです。
序盤は、巨大な山肌が見えながらの登山にワクワクしました。度々火山ガスの匂いもしました。桶沼を経由してのルートです。
桶沼周辺の道は木が斜めに生えていて、背が高い人は通るのが少し大変かも、、
桶沼は、沼というより湖みたいな感じでした。桶沼に行き帰りするときは、一旦車道を横切ります。
ベンチも所々あったので、休憩に使えます。
鎌沼へ行く分岐路を山頂方向に行くと、山小屋がありました。
▲5合目~8合目
山小屋を超えたあたりから、傾斜が険しくなります。ゴロゴロ道を登ります。途中でビュースポットもあり、写真を撮りまくりました。ここからは、高原一帯と鎌沼を一望できます。
急斜面を登りきると、鎌沼と高原を一望できるフォトスポットがあります。いる人みんな写真を撮ってました。
▲8合目~頂上+幻の湖
ここまで来ると、ほぼ遮るものがなくなり、吾妻小富士を見下ろすことができます。自分が行った日は、このへんから冷たい強風が吹き付け、急激に体感温度が下がりました。正直、立っているのが精いっぱいになるような突風が吹いてきて、すこし不安になったぐらいです。
山頂はモヤがかかっていました。山頂は寒すぎで、指先が機能しませんでした。持ってきた温度計を見ると-0.7°C… 絶対風の影響でしょうね。8合目までは晴れていたのに、山頂は真っ白でした。
山頂からは別名「魔女の瞳」こと、五色沼が見ることができます。なんでも、太陽光のあたり具合によって、見える色が変わる不思議な沼です。なんというか、フォルムからして神秘的です。
その噂の五色沼は、モヤがかかっていて、はっきりと見えなかったのは残念。それでもうっすら見える濃い青が綺麗ですね。いつかちゃんと見てみたい。
モヤが晴れるまで待っていたかったのですが、あまりの寒さの為すぐに下山しました。
帰りは余力があったため、鎌沼に寄り道しました。
まとめ
一切経山こと浄土平は、序盤にも書きましたが、登山だけでなく高原散歩、グルメなど楽しみ方がいっぱいです。ぜひ行ってみてください。
吾妻小富士のプチ登山も、レポートします!
★吾妻小富士のリンク